生からあげ専門店

アラサーが趣味のお話しとかをします。基本ラブライブの話しかしません。夜勤の時に更新する時が多いので、基本不定期更新です。たまのお時間潰しに使っていただけたら幸いです。

沼津に行ってきました 2日目 その2 『千歌ちゃん家』

前回の記事はコチラ。

 

nama-kara-age.hatenablog.com

 

 

・前回までの沼津!

 沼津旅行2日目。この日は朝からまち歩き缶バッチを巡るので大忙し。

とはいえ、今まで行ったことない所、作中にも出てきたところを巡れるので気持ちは最高潮。そして、いよいよ今回の旅行のきっかけともいえる淡島へ連絡船に乗って向かうのでした!

 

 

 

 

・ヨーソロー!

 目の前に連絡船が到着する。Twitterや雑誌等で見たことはあったか、ここまでサンシャイン一色にラッピングされている船を見るとちょっと気圧されてしまう。

 

 とはいえ、さっそく乗船。

2階というのか、デッキのほうに出ると潮風が心地いい。屋根の上部にも大きくAqoursの面々が描かれており、脱帽である。ホント、サンシャインにあふれてるなぁ、と感心する一方でこの作品に興味のない人からしたら、どこに行っても目にするのでどんな気持ちなのか気になるところもある。

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そんなこんなで、波に数分揺られているとあっという間に船着き場へ到着。アニメで何度も見た、主にダイヤさんがイルカに煽られていたあの船着き場に立っているのだと思うと興奮してしまう。平日ということだが人もそれなりにいるので、やはり沼津の観光地としてここは確立されているのだなぁと感じた。

 

なんやかんや到着したころにはお昼を回っていたので、ここのレストランで昼食をとる。注文するのはもちろんAqours丼だ。キャラクターがプリントされた海苔がまたかわいい。

 

私は善子(ヨハネ)であった。

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昼食を終えると店内のキャストのサインとかを撮影。ただ、一般のお客さんとかも多かったのでサッと撮ったらサササっとお店を後にした。

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お腹も満たし、いよいよ淡島水族館へと向かう。こちらは私も初体験だったのでドキドキと胸が高まる。さぁ、行こう!と思ったが先に売店へ。

 

店先のメダル製造機で推しのダイヤさんとオハラコインを手に入れたのちに、以前見かけたときからずっと欲しかった、星座早見表を購入した。

 

うれしい。これはほんとにうれしかった。

だって欲しかったんだもの。

 

割り引きされていたオハラコインチョコもついでに購入しようやく水族館へ。

財布の余っている小銭を入り口のコインゲームの中に全部貯金をして体を軽くして館内へと入っていく。

 

中は、そこまで広くはないが飼育員さんの書いたPOPが多くて手の込んでいるのが感じ取れた。わくわくが強すぎたのか、実は淡島水族館の中はあんまり記憶がない。

 

入ってすぐのとことにいるエイをぼーっと眺めたのちに展示物を見て回ってから2階へと上がり、2階でヒトデとウニを触った…くらいしか覚えていないのだ。

 

なんでだろう。

ちょっと速足で回りすぎたのかな。

 

とはいえ、ヒトデのあの何とも言えない柔らかそうなくせに案外固い肌感は、嫌いじゃなかった。そうこうしていたら、館内放送で松浦果南がアシカショーの案内をしてくるので、相変わらずファンが聞いたらキレるレベルで似てないすわわのモノマネをしつつショーの会場へと向かう。

 

 

夕方に差し掛かってきていたからか人もそんなに多くなくて割と近めの席に腰掛ける。

 

間近で見るアシカは思いのほかパワフルで、愛嬌があり賢いんだなぁと思った。特に水中を泳ぐ力強さとスピードは、彼らが海の生き物だと教えてくれるくらい強烈であった。

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時間が許すならば、もう一度見たかったが、帰りの船の時間もあるため断念し、ここからは淡島をぐるっと散歩することとなる。

 

歩き出してすぐにある、銭洗弁天でアニメの再現をしつつ、一緒に行った友人と交互に小銭を洗う。私が洗っていると、「洗い方が雑では」と言われてしまい、自分では丹念に洗っているつもりであったために、こうしたところで差がでるのだなぁとつくづく感じた。細部に神は宿るのだと。

 

歩き出して、次は淡島ホテルが見えてくる。

いつかここにも泊まってみたいねなんてことを話していたと思う。遊歩道から見えるだけでも作中に自分が入ったかのような感じがして胸は高鳴った。いつか、ここの最上階に泊まれるなんてことがあったらどんな気持ちなのだろうか。ホテル側のサービス以外にうれしい気持ちが胸を満たすに違いない。

 

胸の中で、そのいつかの未来にチェックインの予約だけをしてホテルを後にする。

 

そのあとは、イルミネーションが綺麗なBule Caveへ。

ここも作中でしか見たことなかったので、自分がここを歩いていると思うとテンションが上がった。歩いていて、案外距離があることは少し予想外ではあったが、それもそれで悪くない。

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島の反対側に出ると、そこからしばらくは海を眺めながら歩いていく。ここ淡島には淡島神社がありそれが結構山の上にあるので以前来て上ったときはとても疲れたのだという友人は話す。外から見ただけではどこに神社があるのか全く分からないのでそんな場所があることに驚き、軽い山登りもここではできるのだなと、そちらにも驚いた。

 

今回は上らなかったが、ここで行こうと言われたらきっと了承はしていたが、心が乱れずに登りきれたかは正直定かではない。山登りは疲れるのでその人の本性が出ると聞いたことがあったので、一緒に行った方に自分の恥ずかしい所は見せられないので、今回はこのプランは無かったのでホッとしたのを覚えている。

 

グルっと一周して再び船着き場へ。

イルカショーがやっていたので帰りの船を待ちつつそれを遠くから眺めている。

 

 

あっという間に淡島探索が終わり、船を待つ桟橋ではどこか寂しい気持ちもあったが、またここに来ればいいのだと自分に言い聞かせて、帰りの船に乗った。

 

帰りは船内で座って過ごす。メンバーの座ったところもよかったが、とりあえず空いている席へ。そこで隠れミッキーならぬ隠れ梨子を発見し友人と談笑しているとあっという間に船がチケット売り場のほうに着いてしまった。

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淡島も散策しこの後どうする、と友人と話をし本当ならば三津シーの方も行きたかったが、入館時間に間に合わず断念。

 

ただ、これで終わらないのがここ沼津。プランAがダメならBがあると言わんばかりにそこら中に行くところがあるのでほんとに時間がない。

 

仕事より忙しい。

 

とりあえず、この後は宿のほうへ向かいつつ、キッチンカーに行こうとなったため、沼津三の浦総合案内所へと車を走らせる。

 

 

 

・初めてのキッチンカー

 

到着早々、キッチンカーの周りにはいかにもオタク!って雰囲気のメンツがたむろしていたので、こちらも負けずにオタクッ!!て感じでその中に切り込んでいく。

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時期が時期であったためにハロウィンドリンクもあり結果として、私は通常?のとハロウィンのと2杯飲んだ。正直、通常のドリンクはかなり甘く最初の口当たりは今日の疲れもあり美味しかったが、飲み終えるころには結構満足していた。

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周りの猛者は、複数杯頼んでそれをペットボトルの中に入れて持って帰っていたりしており、自分とのレベルの違いを見せつけられた。というか、1杯で頼んでいるのは自分しかいないように見え、なんだか少し恥ずかしい気持ちもあった。

 

 

なぜだ。

 

みんな特典をコンプリートしようという気概が感じ取れる。気づけば自分はいつからかコンプリート欲は薄くなってしまっていたなと、自分を振り返ってしまった。

 

熱くなれるものがあるのはいいことだ。

そんな他のオタクを見ながら私はハロウィンドリンクを受け取っていた。

 

そんなこんなで楽しいんでいると、時間は17時ごろとなった。

宿には、県外から行くので迷っていると2時間近く前に伝えてあるため、もうそろそろここらが潮時だろう。そろそろチェックインしないと宿にも迷惑がかかると思い、本日の宿へと向かう。

 

 

 

 

 

 

それがこちら。

千歌ちゃん家(安田屋旅館さん)!!

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・千歌ちゃん家!とその近所!!

 

せっかく行くんだから、泊ってしまおう!と割と勢いで予約をしたのだ。敷地に車を止め暖簾をくぐると、いよいよ来てしまったのだという実感がわいてきて変に緊張してしまった。

 

玄関を上がり、宿のスタッフの後について館内の説明をしてもらってはいたが、正直頭に入ってこない。だって、安田屋旅館にいるんだもの。

 

 

 

憧れの十千万旅館にいるんだもの。

 

千歌ちゃん家にいるんだもの。

 

冷静でいられるわけがない。スタッフに食事をとるところを説明してもらっているのに「すっげー」と言葉がこぼれてしまう。何もすごくない。冷静でないだけなのだ。

 

 

2階の泊まる部屋に向かう際も、ビビるくらい急な階段にはしゃぎ、部屋の前に自分の名前が張られた紙を見るとほんとに今日ここに泊まるのだなと緊張してしまう。

 

部屋の説明や、備え付けの露天風呂は今は使えないなどの話を、失礼ながら聞き流し、スタッフの人がいなくなったと同時に、『未来予報ハレルヤ』の「よっしゃ!」張りの歓喜の声が体から出てくる。

 

心の中の優木せつなも吠えている。

 

 

なんたって、今日は千歌ちゃん家でパジャマパーティーできるんだ。

 

これを喜ばずして、いつ喜ぶ。

車に残っていた荷物を部屋に入れると夕食まで時間があるのであたりを散策に向かう。

 

 

宿の前には、あの浜辺。

歩いていける距離に松月がある。

 

正直、この状況は夢なのではないかと思うくらいだった。

 

だってほら、海岸通りを歩く人にどう見ても黒沢ルビィみたいな人もいるのだ、これはまさにアニメの世界に入ってしまったといっても過言ではないだろう。

 

夕食前だったがとりあえず松月に行きたかったので、そちらへ向かう。梨子ちゃんの誕生日スイーツはこの日は売り切れだったので、私は寿太郎みかんジュースを購入し帰り道にそれを飲んでみたがこれがもうたまらなく美味しい。

 

みかんが濃いのだ。それでいてみかんの甘さが体を満たしていく。

思わず「うっま!!」と声を漏らしてしまう。

 

飲み物1つでまたこの町が好きになった。

 

 

宿についてしばらくすると食事の時間となる。

不思議なもので部屋ではお腹がそこまで空いていなくても、食事の席に座ると不思議と空腹感がやってくる。食事中の飲み物を決め、配膳を待っていると入り口から黒沢ルビィがに入ってくる。

 

イベントか?と思ったがどうやら宿泊客らしい。というか、さっき海岸通りで見かけたのはお前さんか。思わぬ演出に、夕食の席は楽しいものとなった。品数も多く、お米もおいしい。お品書きがなかったので後どれだけ料理が出てくるかわからなかったのが少し気になったが、次々と料理が運ばれてくるのはなんだかうれしい気持ちになった。

 

普段のカプセル素泊まりとくらべて、ちゃんとした所で昨日、今日と宿泊できていることに幸せを感じる。

 

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夕食後は、入浴。

そして風呂から上がれば…

 

 

 

 

 

 

 

部屋には、かすみんがいた。

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相方が持ってきたプロジェクターで旅館でもライブとYoutubeAqoursのみんなを堪能する。ほんっと余すことなく沼津とAqoursを楽しんでるなぁ。

 

ただ、朝から今日も歩き回っていたためか、部屋の電気を消していると、ゆっくりと眠気が近づいてくる。

 

逢田さんのもみじ狩りの話を聞きながら、今日はもうおやすみなさん。

 

 

明日は、いよいよ最終日。

変わらず、全力で遊び倒すしかないのだ。

 

千歌ちゃん家の布団に包まりながら、目を閉じると、幻想の千歌ちゃんが「おやすみなさい」と耳元でそっとつぶやく。

 

2日目が終わった。

 

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昨年の秋に行って、感想書くのに2日目までで5ヶ月って長すぎでしょ…