しおこの塩 #1 【塩でなんか作ってみたい】
・はじめに
私は、人は何かの知識を得たら、それを何らかの形で吐き出したい、アウトプットしたい生き物であると考えている。ネットでみた面白い動画を友人に勧めたり、昨日見たドラマの感想を語り合ったりするといったものから、絵や小説、はたまた映画といった創作という形で世の中に吐き出したりする人もいる。
個人的な思いとして私はこの創作できる人をとても尊敬している。言葉として書くと仰々しくなるが、単にすげぇ!と思っている。というのも自分の中でどこかに自分にはこれはできないと感じてしまっている部分があると長年感じ取ってきたからであり、この0から1を生み出す行為は自分とはどこか関係のない世界の話だと思っていた。
ただこれが最近、崩れようとしている。
創作をよく行っている知人を見ていると自分も何か作ってみたい、そう思うようになったのだ。一人のオタクとして何か作り上げてみたい、明確にコレ!といったものは思い浮かばないが何かを!と。
とはいえ創作は全くの素人。何を作りたいかというヴィジョンすらないままにこの思いだけが沸き上がったのでこの思いを発散する場所を作りたかった。そんな時なんとなく見ていたNHKで塩の結晶でウェディングドレスを作るという番組を目にする。その時に頭に無謀にもあるものが思い浮かんだ、『塩で三船栞子作れないかな』と。
かくして、塩でしお子を作ろうという計画が動き出したのであった。
・作りたいもの、作れそうなもの
ダニング・クルーガー効果というものがある。ざっくり言えば、能力のない人間が自分を正しく評価できずに過大評価してしまう事だそうだ。能力は低いのに謎の万能感を感じてしまうこと、数行前の自分である。創作なんてしたことがないのにいきなり塩で何かを作ってみようという無謀な考えに至ってしまった。
とはいえここで無謀だ、訳が分からんと投げ出してしまっては机上の空論に終わってしまうので出来ないなりに何が作れそうか考えてみることにする。考えるのは自由だ。
・テレビで見たように栞子を針金で形どりそれに塩の結晶を定着させる。
・上記のようにして三船栞子という文字を塩の結晶で作る。
・栞子にとらわれすぎず、塩で栞を作ってみる。
とりあえず考えてみたものとしては上記の3点であった。
可能であれば塩の結晶を定着させ栞子の全体像を作ってみたいと思うが、ずぶの素人であるためできるかはわからない。となると塩の結晶をまず自分自身が行えるのかというところから始めなくてはならないかもしれない。万が一できなかったもしくは型をうまく作れなかったりした時のために、塩で栞を作るというものも候補として残しておこうと思う。
とりあえず、今回はここまで。
また進捗があればブログに記載していきたいと思う。
そもそも塩とは何かから知るべきなのだろうか?