今週のスーパースター! #4
・「街角ギャラクシー」
今週のラブライブ!スーパースター!の感想を綴ってみる。
今回は平安名すみれの加入回。
幼いころよりショウビジネスの世界におり、その世界で輝きたいと願いながらも輝けなかった子のお話。
ざっくりとあらすじを述べると、3話のライブ成功をきっかけに学内でも、世間でも少し目を付けられるようになったかのんと可可の二人。部としてはまだ認められないものの同好会として活動できることになる。SNSのフォロワーの数も増え、知らないうちにすみれよりフォロワーが増えていることをきっかけにスクールアイドルになることを決意するすみれ。プロの世界にいた自分がアマチュアのスクールアイドルに負けるはずないと意気込み、スクールアイドル同好会へ。ダンスの技量もあり即戦力として受け入れられる。その後、メンバーが3人になったためセンターを決めることになり選挙を行うも、かのんや可可に惨敗してしまい、センターになれないのなら意味がないと言い、すみれは退部してしまった…
という具合。
正直、ここだけ見ると単なるわがまま娘な気がしてならない。というか、初見で視聴している時はそんな風に思っていた。ここからすみれの思いや、加入までのストーリーを踏まえて感想を述べていく。
・おもしれー女
正直、現段階ではすみれはまだこう個人的にはビビッと来ていないところがある。アニメ放送前ではすみれが一番好みであったのにもである。ただ、これは自分が思っていた以上に澁谷かのんが可愛いということをアニメで知ったこと、かのクゥの尊さを見てしまったからというものがある。すみれが一番かわいいと言い切るにはまだ不十分で、すみれと他者の絡みですみれの良さをもっと知りたいという気持ちの表れであると個人的には考えている。
そんな誰を推すかというお気持ち表明はおいといて、感想を話す。
個人的には今回も面白かったけど、3話までと比べるとちょっと劣るかなって感じ。すみれの仮加入から退部までの流れがちょっとわがままっぽく感じるし、話がすこし印象薄い気がする。
とはいえ、ここでのちょっと劣るというのは前までの話と比べてということであるし、10点満点でいうと7-8点当たりである。今までが、13点、15点、20点と予想以上の面白さをぶちかましてきたからであり、つまらないということでは決してない。
では逆に良かった点を挙げていくとすると私個人としては、すみれのメンバー加入方法である。今回は、かのんがスカウトということですみれに名刺を渡し、メンバーに引き込んだ。それを受けたすみれが契約金はあるのかと、トンでもなことを言いだすのだが、個人的にはこここそすみれの可愛い点ではないかと考える。
一度、同好会をやめてしまっているのですんなり加入しづらいこと、ショウビジネスにいたことを未だに引きずり、まだ心の中でスクールアイドルというアマチュアな存在を甘く見ているようにも取れるのである。かのん側も自分がやりたいことをやれないつらさを知っているため、その気持ちを汲んでスカウトという形をとり、すみれの気持ちを傷つけることなくすみれ自身が一番加入しやすい形をとったのではないかと推測する。
あれ?かのんちゃんめちゃやさしいのでは?
それはそうとして、まだまだ言いたいことはある。
次に言いたいのはやはりグソクムシの歌ではないだろうか。
主人公を縄で縛り上げ、妙な儀式の準備をした中での、あのすみれの何とも言えない表情と高い歌唱力で歌い上げた変な歌、癖になってしまうアノ曲である。
案の定、動画サイトにはソコの切り抜きも投稿されており、耐久動画まである。
余談ではあるが、私はサンシャインの映画が上映されているあたりに、デキナカッタコトガデキタリーの耐久動画をよく好んで聞いていた覚えがある。
デキナカッタコトガデキタリー×4回で約10秒という豆知識は覚えておくと意外と役に立つかもしれない。
話は戻して、あの妙な歌のおかげですみれとグソクムシが一緒に写っている、またはかぶっているイラストがアニメ放送後から増えたように思う。本人が目指している輝き方とは違う形で注目を浴びてしまうのは、子ども時代も今も、イラストでも同じなのだろうか。とはいえ、キャラクターの第一印象としてはこうした方が覚えられやすいのではないかとも考える。
堕天使⇒ヨハネ!
すやぴ⇒彼方ちゃん!
グソクムシ⇒すみれ!
といった具合である。
ラブライブフェスで制作が発表され、スーパースターの歴史は浅い。情報誌やキャスト生放送を見ておらずアニメから知ったという人でも、「平安名すみれ?あぁ、おもしれー女だよ」と言って紹介できてしまい、それを聞いてアニメを見た人もまぁその通りだわな、ってなるのはある意味キャラクターの認知という面においても強いのではないでだろうか。
・奪いに来てよ(私の初めてを)
今回すみれが加入する中で、グループのセンターについて問われるところがある。初めは最初に立ち上げたからということでかのんを推す、可可と千沙都。実力のあるものがセンターになるべきというすみれ。そしてセンターには向いてないと謙遜するかのん。というように、センターに対する思いがバラバラであった。
結果としては、選挙でかのんがセンターを勝ち取るのだが、ここで今までのグループってセンターをどう決めていたのかと思い返してみると、このグループのセンターというものについて言及していたところは少なかったのではないかと思う。(違ったらすみません)
いままでのセンターは周りを引っ張っていく行動力の化身みたいな子が周りを動かして引っ張っていく印象があったし、グループで活動していない虹ヶ咲はこうした問題に直面することはなかっただろう。
ただ、今回の話ですみれのセンターにかける思いとそれを裏付ける過去に触れ、センターをするとかのんが決意したのは非常に面白かったと思う。
まわりを引っ張っていくタイプがセンターばっかりだった中に、周りに触れて自分を変えていく成長していくような感じがして個人的にはかのんの評価があがるポイントであった。
まだまだ先の展開が分からないが、こうしてかのんがスクールアイドルを通して成長していくものガラリになるのであればそれはとても楽しみである
今後の展開としては、恋が今週言った「スクールアイドル以外なら応援できる」と言った言葉が引っかかる。
なぜスクールアイドルだけを目の敵にするのかここが今後、恋が加入する時のストーリーに関係してくるのだろうか?
個人的には、昔母親に音楽で一流になれるように育てられて来たが、ある日を境に母親は音楽で一流を目指すよりも、楽しむことに重きを置くようになった。それの転機がスクールアイドルであり母親を変えたスクールアイドルを嫌っている…とか想像してしまう。
何はともあれ、今日22日は5話放送日
楽しみである。