生からあげ専門店

アラサーが趣味のお話しとかをします。基本ラブライブの話しかしません。夜勤の時に更新する時が多いので、基本不定期更新です。たまのお時間潰しに使っていただけたら幸いです。

今週のスーパースター! #6

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今週は良かった。いろんなキャラクターの新たな一面が見れた回に なったかと思います。

 

今週のあらすじ

サニーパッションの生まれた島でライブのために引き続き練習を行 うかのん御一行。練習して、ご飯食べて、月を見てと夏休みを満喫する一方で、 学校では都のダンス大会に向けて練習をする千砂都。その練習を見かけた恋は声 をかけるも、ふとした瞬間に千砂都の持っていた退学届を見てしまう。真相を訪ねる恋に対し千砂都は胸の内を明かしていくのでした。

 

といった感じでしょうか。

 

かのん御一行のライブは成功するのか。

千砂都の今後はどうなってしまうのか。


Liella!として活動していく中で地味に分岐点となるであろう重要回に思いました。

 

 

・新たな一面

 今回の6話ではそれぞれのキャラクターの新たな一面が見られたよ うに思います。
特に目立ったのは、千砂都、すみれ、恋の3人ではないでしょうか 。

千砂都についてはこの後に書くとして、すみれは料理がそれなりにでき、料理のあまり得意でない可可の顔も立てようという優しさを見せた点が印象に残っています。毎回、運動するたびにヘタれて倒れる可可を文句を言いつつ も何やかんや面倒を見ていたのは、彼女の根底にある優しさからだったのかもしれません。


 ほかの人の感想で、こうした優しさがあるがゆえにショウビジネス の世界では他人を蹴落としてでも自分が一番になりたいという考えまで持てな かったために、彼女はその世界で成功しなかったのではないかという考察があり、 なるほどなと思ってしまいました。

 

恋にいたっては今まで見せていた厳しい表情とは打って変わり、優しい表情も見せるし、少なくとも嫌な感じはなかった。人付き合いは苦手なんだろうなぁ、と感じさせるところはあったけど。


音楽科の子にはこんな風に接しているのかなといった印象。何なら 、その会話しているところとかは普通に可愛かった。

ポンコツ化というか、もともとはこういう子って印象。


スタンフォード監獄実験でもあったように人は立場や権力を持つことで変わってしまいやすいので、音楽科という立場がそうさせるのか、それともまだ語られていない彼女の内側のせいなのか、いずれにせよかのんたちに厳しく当たるには何か理由があるのだなと、今週の葉月さんには感じてしまうところがありました。

 

 

・大丈夫、重くない(充分重い)

 今回の話のメインでもある千砂都。

今週は彼女の過去が語られました。

 

元気で人当りもいい彼女は、昔は気弱で友達もおらず、いじめられていたという今の千砂都とは真反対であったことが分かりました。

 

そんな幼少期の千砂都を救ったのが、かのんであり、そんなかのん横に自信をもって立ちたいと、そのためにダンスを頑張ったというのです。

 

当初、放送を見ていた時はビンタもないし、押し倒したりもしないのでなんだ今回の幼馴染枠はそこまで重たくなかったな、NHKだしな。思いが爆発する前に問題が解決してよかった、よかった。と思っていましたが、放送後にほかの方々の感想を見てみると…

 

 

人生の大半をかのんちゃんの隣に立ちたいという思いために使ってて怖い、とか

 

大会で優勝できるくらいの実力があるダンスを、かのんちゃんの隣に立てるほどのものでないと感じたら、簡単に捨てようとしてるところがおかしい、とか

 

退学と海外武者修行がぱっと思いつくのがおかしい、とか

 

 

 

 

 

 

 

 

うん、確かに。その通りだ。

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どこかの誰かみたいに幼馴染を押し倒したりしてないから、今回は普通だなって思ってたけど全然普通じゃないわな。辛い物を食べたからそのあとに少し辛い程度のものを食べても辛さが伝わりにくいのと同じで、ちょっと感覚がマヒしてたけど全然普通じゃねぇや。

 

 

この子覚悟決まりすぎだ。

 

 

結果としては、大会に無事優勝し晴れてかのん御一行のメンバーになったわけですけど。

 

この大会前のかのんとのやり取りのところは、恐れ入った。

もう何回も言われているだろうけど、初めは窓枠が二人の間にあって二人の間に壁があることを表現しているけど、二人の思いの内を言い合った後は1枚の窓に収まり、心の壁がなくなりましたってのは、なんていうかイイね。

 

前作の虹ヶ咲の時にもこうした演出があったけど、こういう演出の細かいところを有識者が見つけて、意味とかを関連付けていくってのはアニメの楽しみ方の一つでもあると思う。

 

ほんと、恐れ入る。

 

個人的には、大会に優勝した千砂都のポーズが、未来予報ハレルヤ!のジャケットに類似してるって聞いた時には、この二人の関係性を改めて思い知った。

 

 

かのんの隣に自信をもって立ちたいと千砂都は思っていたけど、元々はそう決心した千砂都を見てかのんもこんな千砂都に負けないように頑張ろうと思っていたっていうのは、端的に言えばエモい。

 

(かのんの)はじまりは君(千砂都)の空、だったってことですね。

 

 

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ここ好き

 

 

さて、今週もこんな具合でしょうか。

次回7話はまた日常回ということで、普通科に混じる千砂都が見れるのが楽しみでなりません。そして、恋はどうやって仲間に加入していくのか…。

 

非常に気になります。