生からあげ専門店

アラサーが趣味のお話しとかをします。基本ラブライブの話しかしません。夜勤の時に更新する時が多いので、基本不定期更新です。たまのお時間潰しに使っていただけたら幸いです。

今週のスーパースター! 11話

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気が付けば秋も終わり冬も顔を覗かせるような気候になりましたね。
今週分も恥じることなく感想を述べていきたいと思います。


・今週のあらすじ


 ラブライブ地区予選に参加ができるようになったLiella。予選に向けて練習に励む一方でグループでの小学校への訪問を依頼される。そこはかのんと千砂都の思い出の小学校であり、人前で歌が歌えなくなった場所でもありました。もう一度歌えなくなってしまうではないかという不安もある中で千砂都はある決断をするのでした。


といった具合でしょうか。

それでは今回の気になった点を紹介していきたいと思います。


・かのん(独唱)


ストーリーも終盤ということでしたので、ここでもう一度かのんにスポットが当たるとは思っていませんでした。

 

物語序盤から言われていた、大舞台で歌えなくなるというトラウマはてっきり3話で克服されているものと思っていたのですが、ここはさすがの愛妻である、千砂都さんだけが彼女の問題に気づいていましたね。

 

かのんが抱える問題とは、”一人では”まだ大舞台で歌えていないこと。

 

今までも歌えていたので気にならなくなっていましたが、たしかにそういわれればそうだ。ここは個人的に面白いところに着目したなと思いました。かのんの抱える根柢の問題を解決するように話を持っていけますし、そこに気づいているのが幼馴染の千砂都だけっていうのも二人の関係の強さを表しているようで、面白かったです。

 

ただ作中でもあったように厳しすぎないかとも思いました。

 

千砂都なりの友人として幼馴染として、Liella!のメンバーとしていったことなのでしょうが、こんなに真正面から主人公に変わってほしいという思いをぶつけるのは今までになかったので新鮮味がありました。

 

 

主人公に思いを伝えられず、内に込めてもやもや悩んだり

 

主人公の変化を受け入れられず、一度は押し倒してしまったり

 

といった、幼馴染ばかりだったのでね。

 

 

でもやっぱり、この愛というか思いは重いなと。

 

幼いころからあこがれていたキラキラのかのんちゃんに追いつきたくて人生をささげてきていたのに、やっと追いついたかのんちゃんはあの頃のキラキラなかのんちゃんじゃないから、本当のかのんちゃんはこんなんじゃない!もっとできる!!!という具合に主人公のレベルを頑張って上げさせようというのは、ねぇ…、やっぱり愛だね。

 

これはこれで、幼馴染ならではの役回りって感じがします。

 

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・かのん(幼少)

今回の話では、かのんは自分の中で歌うことがいつからか怖いものに変わっていたことに気づきます。歌を唄うのは楽しいことだと思い出させてくれたのは幼少期のかのん自身でした。

 

主人公が物語終盤に過去の自分の幻影を見て、前を向く。

 

この光景どこかで見たことはありませんか?

 

そうです、トップアイドルの一人。

天海春香さんもかつてこれと似たような経験をしているのです。

 

 

これも主人公体質というのでしょうか。過去の自分と向き合い初心を思い出すってことは大切なことですね。

 

歌を歌うことが楽しいことだということを改めて思い出したことで、晴れて小学生たちの前で歌を披露できたかのんさん。ちぃちゃんがほんと嬉しそうに駆け寄っていくのは素敵でした。

 

はじめは、終盤にもういちど歌えないことを掘り返す必要があるのかと感じることもありましたが、見終えてからはLiella!がもう一つ上の段階に行くのに必要なイベントだったのかなと思いました。

 

 

 

 


・多分そこまで考えてないと思うよ


今回の作中に、千砂都が5つ連なったたこ焼きを可可にご馳走する場面がありました。

おそらくなんてことない日常にシーンだと思うのですが、ここでたこ焼きを通して1つ邪推をしてみたいと思います。

 

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なんでこんなシーンを入れたのかというところなのですが、個人的にこの連なったたこ焼きはLiella!を表しているのだと考えます。たこ焼きの数は5つとメンバーの数と合いますし、この餅が連なっているというところでメンバーが心からつながっているのだと表現したのではないでしょか。

 

そのあとで可可が1つ食べてしまい熱がるのですが、これはメンバーが1人欠けること(10話での可可の帰国問題)を、そして熱がることでまだ中に熱い思いがあるのにこういう状況になってしまうということの伏線のようなものではないかと考えます。


正直、ここまで考えているわけでなく、前述したような何気ない日常の一コマだとは思うのですが、放送が終了しいてから一ヶ月近くも経っているのでこうした考察的なことも必要かなと思い、この考えに至ったわけです。


もしかしたら、同じような考えがすでにあって皆が周知のことをまるで自分がオリジナルかのように語っていたら恥ずかしいのですが、その時は心の中で「ようやくその段階までやって来たか」と温かく見守ってもらえると幸いです。

 

残すところ、あと1話。

果たして、Liella!は予選を勝ち上がれるのか。
可可の帰国問題はどうなるのか。
学校の存続の危機はどうなるのか。


最終回目前というのに問題が山積みな気がしますが、今後が気になります。